イースターは救い主であるイエス・キリストの復活をお祝いするものです。
いまや年間の一大イベントとしても世界中でお祝いされていますが、その本当の意味は何なのでしょう。その答えは聖書に求めることができます。
”天と地と海と、その中にある全てのものを造られた真の神さまは、愛のゆえに私たちをも神さまに似た者として創造されました。
それゆえ、自由な意思も人間に与えられたのでした。しかし、私たち人間は、その自由意思によって、神さまに従うことを拒み、神さまから離れて生きていく道を選んでしまいました。それが、聖書でいう罪なのです。そして、その罪のゆえに、人は死ぬべきものとなってしまいました。人間の悲しみや悩み、苦しみは、この罪に由来しています。
ですから、この罪からの救いが必要なのです。しかし、人は行いによっては、罪の問題を解決できません。そこで、神さまは、ひとり子であるイエスさまを地上に送り、悔い改めと愛を説きました。イエスさまには罪がないのに、十字架で処刑され、身代わりの死をとげられました。しかし、それは愛の神さまのご計画でした。この十字架の死は、私たちの罪に対する贖罪(しょくざい:罪をつぐなうこと)だったのです。
それゆえ、自分の罪を悔い改め、イエスさまを罪からの贖い主であると信じるならば、永遠のいのちを与えると約束してくださったのです。それが『良い知らせ』福音です。
イエス様は、死なれましたが、三日目によみがえられました。これは、神さまが私たちの罪をゆるし、永遠のいのちを私たちに与えようとしておられることを示しております。イースターは、このキリストの復活をお祝いするものなのです。"
(カルバリー・バプテスト高尾キリスト教会トラクトNo.231より)
イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。
わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。
(ヨハネの福音書11章25節)
「神は、罪を知らない方(キリスト)を、私たちの代わりに罪とされました。
それは、私たちが、この方にあって、神の義(救い)となるためです。」
(コリント人への手紙 第二 5章21節)